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2023-05-01

身の回りのもったいないを解決するサービスのコンセプトデザイン -キフコレ-

「捨てる」から「また使ってもらう」を身近に

「まだ使えるのに」、「誰かに使って欲しい」、「廃棄処分では環境に良くない」などのもったいないを解決するために、不用品・在庫商品のリユース(再利用)・リサイクル(再資源)が4つの社会貢献につなげることができるキフコレのコンセプトデザインをおこないました。このサービスは、不用品が廃棄処分される前に有効活用によって、環境保全や社会貢献などにもつなげることができます。

社会貢献につながる4つの特徴

不用品の寄付によって、①再活用(リユースできなくても再資源化できる製品はリサイクル)、②電子機器の解体・分別を障がい者施設に依頼(雇用と社会生活の自立支援)、③リユースする途上国の機会創出(修理、販売、雇用)、④水浄化剤の寄付の支援につながります。

不用品を捨てることは環境に負荷をかけるだけでなく、捨てられるものでも途上国では欲しくても手に入らないという現実があります。一方で、リユースやリサイクルによって再利用できる製品や資源があります。それらを有効に活用することで、資源の無駄遣いを減らし、途上国での機会創出や支援にもつながります。持続可能な社会を実現するためには、私たち一人ひとりが消費や廃棄についての意識を変えることが、持続可能な社会の実現に向けた一歩になります。

恩送りの気持ちで

不用品の寄付は「恩送り」と似ています。恩送りは、言葉の通り「恩を(他に)送る」ことで、誰かから受けた恩を直接その人に返すのではなく、別の人に送ることです。私たちが不用品を寄付することで、それを必要としている人や地域に送ることができます。そして、その結果、社会的な支援や経済活動の促進、環境保護につながることがあります。不用品の寄付は恩送りと同じように、直接その人に返すのではなく、他の人や社会に恩を返すことでより良い社会をつくることに貢献していると言えます。

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