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2019-05-16

コンセプトデザインは”あにはからんや”という驚きと感動をつくります

あにはからんや

あにはからんや(豈図らんや)は“想像しないくらいびっくりすること”、“思いがけないことが起こった”、“どうしたらそんなことが考えつくのか!考えもしない”など全く思いつかないことが起こったという気持ちを表すものです。それには物事や出来事に対する驚き、感動、感嘆といった思いが込められています。

Office Pは「頭と心に描いたもの その世界観をカタチのあるものにしています」がコンセプトデザインのテーマです。世界観をカタチにしていくとき、WEBや映像などはコンセプトを伝えるコンテンツですが、あくまでも手段であって目標ではありません。例えば「映え」する画像の投稿やサイトをつくることはトレンドを意識した戦術論の1つです。しかし、そうしたトレンドや技術だけではなく、文化的、歴史的、芸術的な感性もったものに人は心を動かされると考えています。そのため行動や感情を表現するコンセプトアートをデザインするとき、私たちはこれから創造するカタチの重要な手がかりを常に探し続けます。「現代よりちょっと未来」を実現したときに見えてくる

練って練って、また練って

コンセプトは何度も何度も徹底的に練って、その後ストーリーが描けてみえるカタチで表現できてきます。ストーリーは人の意識のなかにある考え、思い、経験などをきちんと編んでいく必要があります。考え、思い、経験を編んでいくと感情、行動、態度などが表に出てきてアイデアや言葉になります。それらを変更、再構成、削除、追加を繰り返して行けば完成に近づき、コンセプトを表現する映像や写真などアプリケーションのカタチをつくることができます。さらにコンセプトが明らかになってくればアクションプランや戦略論のリソースにもなります。私は「コンセプトのデザインはブロックのパーツ探して組み合わせていくようなイメージです」と表現しています。例えばレゴブロックは目的目標の完成のカタチもあれば、自由発想でつくるカタチもあります。コンセプトのデザインも同じで、決まった完成のカタチを目指すか、それとも全く新しい発想のカタチを目指すのか。目的目標や求められる内容で異なってきますが、たどり着くまでのプロセスはあまり変わりません。

どこか空虚なものに仕上がってしまう。そう感じたときはコンセプトの理解、納得、共感が十分なものになっていない証拠です。練って練って、また練ってという思考のプロセスでやっと満ちたデザインができあがります。映画制作会社のピクサーは、このようなデザイン思考とプロセスを活用しながら多くの名作を生んでいます。バグズライフはスタジオの外にいる昆虫の目線に立ったときに見える世界観、ファインディング・ニモは監督が子供と散歩をしていたときに「もしこの子とはぐれてしまったら」という心境、カーズはアメリカのモータリゼーションと古き良き文化を懐かしむなど。このようなヒントやアイデアからコンセプをデザインをして、ストーリーをつくっていきました。

Office Pは世の中に”あにはからんや”という驚きと感動で、この先の未来にあるヒト・モノ・コトをつくっています。

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