コンセプトと人材育成開発に特化した臨店調査
OFFICE Pはコンセプトと人材育成開発に特化した臨店調査をおこない、お客様が目指すコンセプトや人材の実現を支援しています。さらに、パーパスやMVV（Mission, Vision, Values）などのコンセプトを反映したブランドであるか、求められるパフォーマンスや研修トレーニングの成果を発揮しているか、そして次なる成長に向けて従業員の様子をHRD（Human Resource Development）、HRM（Human Resource Management）、BI（Business Intelligence）などの専門的な知見を用いて調査、把握、分析する必要があります。
研修の効果測定（ROI）にも大きく活用
ブランドは企業の存在意義や価値観を表現するもので、パーパスやMVVなどのコンセプトはその表現の一部となります。臨店調査を通じて、お客様のブランドがコンセプトや人材育成の目標と一致し、顧客の要求に応えているかどうかを評価することが重要です。また、研修トレーニングの成果を確認することも重要です。研修やトレーニングは従業員の能力向上や成長を促進するためにおこなわれますが、実際の業務にどの程度影響を与えているかを評価することが必要です。従業員が研修で学んだスキルや知識を実践に生かし、組織の目標達成に寄与しているかどうかを調査することで、研修プログラムの効果を把握することができます。
覆面調査（ミステリーショッパー）だけでは不十分
覆面調査員（ミステリーショッパー）は、一般的に専門業者の社員やアルバイトの調査員が調査項目に基づいて店舗の様子を調査して、その結果を報告するものです。覆面調査の方法はクローズド・クエスチョンが中心となるので、回答範囲が「はい（YES）、いいえ（NO）」や「A or B or C」などの選択肢から回答できるように限定されます。一部の設問では自由記述が設けられる場合もありますが、それらは「良かった or 悪かった」、「できた or できていない」といった意見を補足する程度の記述になります。
一般的な覆面調査は、設問項目の内容に沿った評価を行うため、例えば従業員の意識、行動変容、組織文化の浸透などは、覆面調査では捉えにくく評価が難しくなります。このような調査方法は表面的な情報を一部把握するための手法であり、コンセプトや人材育成開発に関するより深い洞察を提供することはできません。また、調査員は通常、コンセプトや人材育成開発に関する専門的な知識を持っていないため、回答範囲が狭く、自由記述も限られた補足程度に留まります。
OFFICE Pは、お客様と共に、組織のニーズや目標に応じた質問（要件定義・要求定義）や評価指標（KGIやKPI）を設定し、より戦略的なアプローチでコンセプト、従業員の意識、動機付け、行動変容、組織文化などを評価することができます。これにより、一般的な覆面調査では得られない深い洞察を提供し、コンセプトの実現や人材育成の改善につなげることができます。覆面調査は、あくまでも表面的な情報のみを提供する手法です。そのため、専門的な知識を持つ人材による評価が必要です。OFFICE Pは、豊富な経験と専門知識を持つ人材が調査し、お客様のニーズに応じた戦略的なアドバイスをおこなうことができます。
OFFICE Pの臨店調査の特徴
コンセプト
・世界観や価値観
・パーパスやMVV
・ブランド、ブランディングトなど
店の従業員が自社のコンセプトを十分に理解し、それをお客様に伝えられることは非常に重要です。コンセプトは企業の存在意義や価値観を表現するものです。お客様に店舗の雰囲気や従業員の接客を通じてコンセプトや価値観を感じ取ってもらうことは、ブランドイメージの形成や顧客満足度の向上につながる重要な要素になります。
人材育成開発
・人事評価や研修トレーニング（他社による実施含む）の内容
・行動変容
・パフォーマンスなど
従業員の行動変容やパフォーマンスの成果を把握するためには、人事評価や研修トレーニングなどを通じて求められている内容を整理することが重要です。
臨店調査の内容
OFFICE Pが提案する臨店調査の一部を紹介します。
「宿泊やアパレルなどのサービス業」
・入店時の挨拶、アイコンタクト、笑顔、姿勢
・接客時の笑顔、姿勢、言遣い、商品の知識、紹介、提案、関係構築のコミュニケーション能力
・退店時の挨拶、アイコンタクト、笑顔、姿勢
サービス業では、従業員の行動を確認するために入店時、接客時、退店時などの状況を観察します。特に関係構築に関連するコミュニケーションについては、NLP（Neuro Linguistic Programming：神経言語プログラミング）の理論を活用してパフォーマンスの調査、把握、分析をおこないます。この評価では、従業員のコミュニケーションスタイルや言語パターン、表情やジェスチャーなどの非言語的な要素を観察し、顧客との関係構築にどの程度成功しているかを評価します。また、NLPの理論を応用して、従業員が顧客のニーズや要求を的確に理解し、適切な対応をおこなっているかを分析します。これにより、従業員の関係構築能力やコミュニケーションスキルの評価をおこない、改善点や成果を把握することができます。さらに、分析結果をもとに研修やトレーニングプログラムを構築し、従業員の能力向上や顧客満足度の向上につなげることができます。
臨店調査のプロセス
OFFICE Pの臨店調査のプロセスは、①調査、②把握、③分析です。
①調査
臨店調査の目的や要件に基づいて、お客様と協力して調査計画を策定します。具体的な調査項目や評価指標（KGIやKPI）を設定し、調査の範囲や対象を明確化します。具体的な調査項目は、お客様が目指すコンセプトや人材育成の実現に関連する要素を含むことが重要です。
・コンセプト、パーパスやMVVの確認
・研修トレーニングの内容
・人事評価制度
・調査内容のデザインなど
②把握
調査員は現場での観察や対話を通じて、従業員のコンセプトの理解、パフォーマンス、コミュニケーションスキル、サービス提供の質などを総合的に把握します。
・身分を伏せた覆面調査
・複数回（時間、日付、人数）の来店
・多角的な視点でデータを収集など
③分析
調査結果を評価し、コンセプトの反映度合いや人材育成の成果などを分析します。また、課題や改善点を特定し、具体的なアクションプランや提案を策定することもおこないます。
・定性、定性のデータの整理
・データの可視化に向けたBI （ビジネスインテリジェンス）
・意思決定の助言など
BI（ビジネスインテリジェンス）を専門におこなうパートナー企業と共同で、膨大なデータの収集、分析、結果の可視化、意思決定のサポートを実現しています。
以上のプロセスを通じて、OFFICE Pはお客様のニーズや目標に合わせた臨店調査を実施し、従業員の行動変容やパフォーマンスの成果を把握していきます。これにより、より戦略的なアプローチでコンセプトや人材育成の改善につなげ、お客様の期待に応える組織の成長を支援します。
臨店調査でBI（ビジネスインテリジェンス）を活用するメリット
調査の目的や目標に応じて、大量のデータから意思決定に必要な知見を得る必要があります。そのため、臨店調査でBIを活用は、以下のようなメリットがあります。
1.分析時間の短縮
BIツールを使用することで、膨大なデータを効率的に収集・整理し、迅速な分析を実現できます。従来の手動のデータ集計や分析作業に比べて時間を大幅に短縮することができます。
2.評価指標の精緻化
BIは複数のデータソースからの情報を統合し、統計的な分析やパターンの発見をおこなうことができます。これにより、従業員の行動やパフォーマンスに関連する評価指標（KGIやKPIなど）をより精緻化し、従業員の行動や顧客の反応についてより深い理解を得ることができます。データの洞察に基づいた客観的な評価は、戦略的な意思決定に役立ちます。このように、パフォーマンスやトレンドを把握し、横断的な洞察を得ることができます。
3.データの可視化
BIツールはデータの相関関係やパターンを分析する機能を持っています。これにより、従業員の行動や顧客の傾向など、調査では捉えづらい洞察を発見することができます。データの可視化やレポート化により、重要な情報を素早く把握し、意思決定のサポートをおこなうことができます。
以上のように、臨店調査におけるBIの活用は、分析時間の短縮と評価指標の精緻化を実現し、効果的な意思決定に貢献します。データの活用と洞察の獲得を通じて、組織の成果向上や目標達成により効果的なアプローチをおこなうことができます。
このようなお客さまにおすすめ！
✓コンセプトが現場とマッチングしているか確認したい
✓パーパスやMVVが現場に浸透しているか知りたい
✓新しいコンセプトをつくる前に現場の状況を把握したい
✓実施した研修トレーニングが成果につながっているか再確認したい
✓研修会社から報告があった効果測定（ROI）の再検証をおこないたい
✓行動変容の成果を具体的に知りたい
✓実際のパフォーマンスを知りたい
✓販売プロセスを見直すヒントが欲しい
✓調査結果を定性・定量データで把握したい
✓定性・定量分析をより進化させて経営の意思決定につなげたい
✓他の業者の報告書に納得できていなかった
✓アンケートを更新したい
✓論理的な判断を下すためのサポートが欲しい
✓第三者の客観的でロジカルな意見が欲しい
✓専門的知見から調査分析して欲しい
✓分析をもとに、コンセプトと人材育成開発を手伝って欲しい
上記のようなニーズをお持ちの方には、OFFICE Pの臨店調査がおすすめです。臨店調査は定性・定量データを活用しており、専門的な知識と経験を持つ調査分析チームがサポートします。お客様の目的や目標に合わせて、現場の状況やパフォーマンスを評価し、意思決定や改善に役立つ洞察を提供します。是非、OFFICE Pの臨店調査をご検討ください。
「過去の実績例」
高級アパレル、老舗ホテル
・販売プロセスの見直し
・研修トレーニングの成果の検証
・潜在的顧客と売上予測の検証
・ハイパフォーマーの従業員の発掘
・人事評価制度の見直しなど
お客様のコンセプトと人材育成開発の実現に向けて、まずはお気軽にご相談ください。